商工会議所
昨年に引き続き、
今年も平塚商工会議所の創業塾で
お話しさせていただきました。
私は一昨年の創業塾の卒業生なのです。
先輩として、
この2年間どういう思いで
どんなことをしてきたかをお話ししました。
私がお伝えしたかったことは
- 環境の大切さ
- 応援し合う仲間の大切さ
でした。
皆さん、とても熱心に聞いてくださいました。
質問もたくさん出て、
私にとってもとても勉強になりました。
ある受講生から
「名刺交換をした方から
仕事をいただくにはどうしたら良いですか?」
と質問されました。
私は
「まず、
名刺をいただいた方のお話をよく聴いて、
その方がどんなお仕事をされているかに興味を持ち、
その方のために自分に何ができるかを質問します。
そして、自分にできることをして差し上げます。」
と答えました。
少しでも、
皆さんのお役に立てれば良いなぁ
という思いでいっぱいです。
面接
面接に同行しました。
企業の担当者は
「お会いして安心しました。」
と、採用したいようです。
でも、
「上司を説得しないと…」
と残念ながら即、採用とはなりませんでした。
最近は、
多くの企業の人事担当者が
障害者雇用に理解を示して下さるようになってきました。
しかし、
まだトップや
実際に配属される部署の方の
理解が得られずに実現が難しいようです。
「実際に会ってみるとわかる事も多いんだけどなぁ〜」
実習同行
精神障害者の職場実習に同行しました。
1週間の職場実習の初日だったので、
最寄駅で待ち合わせして、
ご一緒に出勤しました。
まず朝礼があり、
先輩社員の方々の前で自己紹介をしました。
次に先輩社員が順番に自己紹介をしてくれました。
私は、
少し離れたところで見守っていたのですが、
遠くからでも、
とても緊張している様子がわかりました。
朝礼が終わると、
先輩社員の皆さんはそれぞれの仕事を始めました。
実習生は、
「パソコンの習熟度を知りたいから、
Word検定の問題をやってみて。」
と言われ、
問題を渡され、
時間を計って、
「10分間で、この文章を入力して。」
とスタートしました。
精神障害者の特性は
過緊張です。
緊張しすぎるのです。
実習初日というだけで
すっごく緊張しているのに、
いきなり
パソコンのテストです。
緊張しないわけがありません。
終わった後も、
「よくできなかった。」
と何度もなんども言っていました。
「今後の仕事の割り振りを考えるためだから、
できなくても大丈夫。」
と言ってくださるのですが、
その言葉は耳には入っていないようです。
「よくできなかった。」
「よくできなかった。」
・・・
パソコンのテストは、
初日にやらなければならないのでしょうか?