心配事
先程、先週1週間体調を悪くして仕事を休んでいた精神障害者に電話しました。
精神障害者の「体調が悪い」は「熱がある」とか、「頭痛がする」とか健常者の体調が悪いのとは異なります。
「心」が悪いのです。
昨日は久しぶりに仕事に行って、
「がんばろう!」と思ったけど、
今日はまた
「やっぱりダメかな。」
と思ってしまったそうです。
なぜそう思ったのか聞いてみると、
新人がみんな仕事ができるから、
「やっぱり健康な人はすごいなぁ。」
「私はダメだなぁ。」
と他人と比較してしまったのです。
ある日突然
「辞めてください。」
と言われるのではないか?
と心配になってしまったのです。
会社の方からは
「よく働いてくれて、助かっている。」
と言われていること
「1週間休んで、そのまま辞めたら困る。」
とおっしゃていたことをお伝えしました。
私も
求職中の障害者に○○さんのことを
「とても頑張っていて、1年半も続いている人がいる。」
といつも話していることをお伝えしました。
すると、
「そう言っていただいて嬉しいです。」
「元気が出てきました。明日も頑張れそうです。」
「電話してくださってありがとうございます。」
と言って、お声も元気になりました。
電話してよかったぁ。
倫理法人会
今日は藤沢市倫理法人会のイブニングセミナーに参加してきました。
通常は毎週土曜日朝6:30〜モーニングセミナーを開催していますが、
今回は特別な
「倫理経営講演会」
ということで、
・株式会社、Wannabeの皆様による朝礼実演
・森誠氏による講演
・懇親会
と盛りだくさんでした。
「企業の盛衰は経営者の心と背中で決まる」
ということを教えていただきました。
とても勉強になりました。
また、懇親会では人脈を広げることができ、ビジネスの発展に繋がりそうな出会いもありました。
とても有意義な時間を過ごさせていただきました。
来週6月3日(土)6:30〜は
私がモーニングセミナーの講話を担当いたします。
会員でなくても参加可能です。
もしよろしければ、お越し下さい。
お待ちしています〜
朝早いけど!
知的障害者と精神障害者
先日、企業の方からご質問を受けました。
Q:知的障害者と精神障害者は違うのですか?
A:身体障害、知的障害、精神障害の3つの分類が法律上の基本です。
身体障害者福祉法によって身体障害の程度に応じた「等級」が定められています。
1級から6級までの段階が設けられており、1級が最も重い障害をお持ちの方です。
身体障害が認定されると「身体障害者手帳」が交付され、等級に応じた福祉を利用することができます。
知的障害は、理解力や判断力、思考力といった認知能力が遅れた状態のことです。
判定は発達検査や知能検査で行われ、知能指数が70を下回った場合、援助が必要とみなされます。
知能の程度や発達に応じて、重度、中度、軽度と分けられます。
知的障害があると判定された場合は「療育手帳」が交付されます。自治体によって等級の分け方が変わることがあります。
精神障害者に対しては「精神障害者保健福祉手帳」が交付されます。
この手帳には他の手帳と異なり、2年という期限があります。そのため、2年ごとに精神疾患の状態と能力障害の面から認定を受ける必要があります。
ブログ始めました!
みなさん、初めまして。
田島成美です。
私は国際ノーマライゼーション推進協会を設立し、代表を務めています。
と言われても、
「ノーマライゼーションって何?」
という感じですよね。
「1960年代に北欧諸国から始まった社会福祉をめぐる社会理念の一つで、障害者も健常者と同様の生活ができるように支援すべき」
という考え方です。
そこから発展して、障害者と健常者とはお互いが特別に区別されることなく、社会生活を共にするのが正常なことであり、本来の望ましい姿であるとする考え方としても使われることがあります。
私にとってのノーマライゼーションは
「障害がある人も障害がない人も共に元気に楽しく働く社会」
です。
そんな社会の実現のために活動していることや感じたことをこのブログに書いていきたいと思っています。
これから、どうぞよろしくお願いします。