障害者雇用
私が支援している方に、
パニック障害で精神障害者として障害者雇用されている30代女性がいらっしゃいます。
精神障害が寛解したので、障害者手帳が更新できなくなりました。
精神障害の障害者手帳は2年毎に更新があり、その時点の状態で等級が変わります。
彼女は状態が良くなったので、もう障害者ではないと判断されました。
それ自体はとても嬉しいことです。
しかし、現在の職場は障害者として雇用されているため、障害者でなくなると障害者雇用ではなくなります。
彼女は、一般雇用(健常者として)で引き続きこの職場で働き続けたいというご希望でした。
私が施設長にそのことを話すと、
「今までのような配慮はなくなりますが、このまま働き続けてもらうことはできます。」
というお返事でした。
彼女も配慮がなくなることを承知して、
健常者として引き続き同じ職場で働き続けることになりました。
新しい職場を探すストレス無く、慣れた職場で働き続けられることになり、彼女はとても喜んでいます。