障害者雇用

f:id:tajimanarumiblog:20171128055313j:plain


私が支援している方に、

パニック障害精神障害者として障害者雇用されている30代女性がいらっしゃいます。

 

高齢介護施設で介護補助として4年間就労しています。

 

精神障害寛解したので、障害者手帳が更新できなくなりました。

 

精神障害障害者手帳は2年毎に更新があり、その時点の状態で等級が変わります。

 

彼女は状態が良くなったので、もう障害者ではないと判断されました。

 

それ自体はとても嬉しいことです。

 

しかし、現在の職場は障害者として雇用されているため、障害者でなくなると障害者雇用ではなくなります。

 

彼女は、一般雇用(健常者として)で引き続きこの職場で働き続けたいというご希望でした。

 

私が施設長にそのことを話すと、

「今までのような配慮はなくなりますが、このまま働き続けてもらうことはできます。」

というお返事でした。

 

彼女も配慮がなくなることを承知して、

健常者として引き続き同じ職場で働き続けることになりました。

 

新しい職場を探すストレス無く、慣れた職場で働き続けられることになり、彼女はとても喜んでいます。