祈り

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先日、視覚障害者の友人と話していて印象に残ったことがありました。

 

こんなことがあったそうです。

 

ある日、

初めて会った人から

 

「私は神を信じています。

あなたのために神に祈らせて下さい。

あなたの目が治って、見えるようになりますように。」

と言われたそうです。

 

それを聞いて、

視覚障害者の彼は喜べなかったそうです。

 

「この人は見えた方が良いと思っているんだな。

見えないのも悪いことではないのにな。」

 

何が正しくて、何が間違っているか。

何が良くて、何が悪いか。

 

人それぞれ、価値基準は異なります。

 

人は自分が正しいと思いがちですが、

決してそんなことはないということです。